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北海道の旭川の競馬場の一般席で馬券を買い楽しんでいる未知子（米倉涼子）

馬券を眺め、祈ります。

一方馬渕一代（三田佳子）も馬券を買い、パトロンの近藤（藤木直人）と一緒に競馬場を見てました。

しかし馬渕の馬が負傷してしまいます。

一方未知子の馬は全財産を馬にかけつぎ込んだのに、勝てませんでした。

落馬した騎手を助けるべくそこに一台の救急車が止まり、旭川ふれあい病院の原が救急車から出て処置に急ぎます。

原は帝都医大第三分院で働いていた原ですよと声をかけますが、未知子は無視。

騎手を移動させようとしますが、待って！と未知子。その次の瞬間、騎手は吐血してしまいます。

不安に感じた原は一緒に病院に来てくれと未知子に頼みますが、未知子はお腹がすいているのでいけないと断ります。

一方馬淵は馬の担当に、サラブレッドは骨折したら安楽死しかないと言われショックを受けます。

それを聞いていた神原晶（岸部一徳）はお任せ下さい、馬の骨なら完璧なオペをできる医師がいると言います。

早速未知子に言う晶。最初は断る未知子でしたが、人間の骨も馬の骨も同じ！という晶に押され、手術をすることを決意します。

無事1億の馬の手術は大成功し、馬淵は去っていく未知子に目をかけ、あの人は人間も治せるのかしら？と晶に聞きます。

北海道の旭川でしばし馬と戯れている未知子に晶から早速電話が入ります。

1件1000万円の大口の仕事が入ったからすぐさま東京に戻ってきなさいということでした。

帝都医科大学の会議では主任教授選の話が統括部長蛭間（西田敏行）からされます。

第二外科の鷹野はそれではまた混乱するのでは？と否定しますが、蛭間は私がやると言ったらやるんですと言い、さらに鷹野には金沢分院への異動を命じます。

数週間後カンファレンスが行われます。内科統括部長馬淵が患者の詳細を伝えます。

患者は52歳女性、しかし名前は言えないと言う。病名は大腿骨肉腫だった。

そこで白衣を着ない未知子が「異議あり」と挙手。

蛭間たちはあなたは誰ですか？といいますが、無視し、未知子は自分ならAO療法を行いますと言い切ります。

しかしどこのものともわからないと蛭間は言い、未知子を連れ出すように指示。しかし馬渕は私が彼女を呼んだと言います。

特別患者の治療を彼女に任せてみたいと言うのです。

しかもその特別患者が彼女を指名したと馬渕。これには言い返せない蛭間は臨時として今回特患をしてもらうと言います。

下着のような恰好で院内を歩くな、本院の規則に従ってもらうと言う蛭間。

しかし未知子はそれは医師免許と関係ありますか？と言い返します。

早速第二外科の部屋に案内される未知子ですが、帝都医大の医師専門のサイトでもパスワードを求められ、よそ者の未知子はログインすることもできません。

周囲の医師は無視しますが、そこで一人近藤のみが未知子に説明するのでした。

早速未知子は特別患者の執刀をすることになりますが、事前に患者に会いたいという未知子。

しかし内科統括部長馬淵はそれを許しません。

それに対し未知子は「私はあなたの馬じゃないんですけど」といいます。

その頃総括部長蛭間は、内科の馬淵に持っていかれたことに対して怒りを海老名などにぶつけます。

夕方5時になり、医局を出る未知子、廊下で馬渕に会います。

馬渕はヒール10センチの靴を履いていましたが、何かを感じた未知子は馬渕に手術はネイルを剥がしてください。と患者さんに伝えてくださいといいます。

未知子はいつもにメンバーがいる晶の紹介所に戻ると、早速馬渕の話で盛り上がります。

晶によれば馬渕は蛭間教授の一番古い愛人だといううわさもあると言うことでした。

早速特別患者の手術の日、未知子は手術着に着替え、準備を始めます。しかしスタッフは近藤一人しかいません。

どういうこと？という未知子に海老名達がやってきます。執刀医は水野教授に変更になります。と言い出し・・！

未知子は秋物の服を買いに晶とあるブティックを訪れます。

そこにここから全部このブランドもらうよと言い出す、一人の紳士がいました。

晶と未知子はそのやり取りを聞いていました。

さて早速そこで購入したオレンジ色のストールを翌日、身に着け、出勤した未知子。

しかし全く同じ色のストールをした蛭間とバッタリ会ってしまいます。

そこにあのブティックであった初老の紳士二宮が帝都医大に入ってきます。

どうやら検査入院ということでした。

さらにその二宮も同じオレンジ色のストールを身に着けていたのでした。

そして蛭間をトップに院長回診が始まり、未知子はすれ違います。

そこで蛭間は一番後ろに並べ！と命令しますが、未知子は言うことを聞かず、致しません。といいます。

こんな大名行列、意味がない。そもそも患者さんに迷惑だと思わない？といいます。

一方医局では未知子は手術がなく暇を持て余す。3日メスを握らないと禁断症状が出る！と言い出します。

そんな中、二宮に再発のガンが見つかってしまいます。

二宮は不動産王であり、蛭間ブランドの強力なスポンサー。

1月に蛭間が執刀しているにも関わらず、再発という言葉を聞き、二宮は激怒してしまいます。

馬渕に総額500万円キャッシュで支払ったぞ！という二宮。

未知子は蛭間の部屋に入り、暇だから何か切らせてと言います、そしてその瞬間二宮が激怒しながら蛭間の部屋に入ってきます。

再発なんて嘘でしょ？

そう言われ蛭間は再発ではなく新たにガンが見つかったと話します。横で聞いていた未知子は呆れた顔。

さらに蛯名は初期のガンですからすぐに処置すれば完治することを伝えます。

この頃院内は教授選で盛り上がり、蛯名は札束が飛び交う教授選になんとも力を入れたい。そんな時に問題を起こしたくなかったのです。

さらに晶の情報によると、二宮は蛭間にとって太い金づるということでした。だからこそ、なんとしても今回の再発は防がなければならないのです。

今回の件で帝都医科大学ではカンファレンスが行われます。統括部長蛭間は内科の統括に騙されていけない。あれは再発ではないと強く医師たちに言うのでした。

しかしそこに未知子がやってきます。まずはPETCTをやった方がいいと言い、蛭間はそこまで言うならやりましょうとやることに。

結果患者は腹膜播種（腹膜に散ったガン）が見つかりました。

そして早速蛭間の部屋に、内科の馬渕が入ってきます。今回の二宮の手術は内科で引き取るという。外科でやるのは無理だと判断した馬渕、化学療法でやるというのです。

しかし何としても自分の患者を自分でやりたい蛭間は自分が執刀すると言います。

そして未知子を第4助手にし、早速手術を開始します。

しかしあまりにひどい癒着で外科的には限界だとわかった蛭間は開けた腹部をインオペしろ！と叫びます。

しかし何とかしようとする未知子はその場を離れません。

蛭間は無理です。内科に回しましょう。大門君といいますが。さらに蛭間、第一助手、第二助手は金魚の糞のように消えてしまい残されたのは第3助手の近藤のみ。

手術を上で見ていた馬渕もあなたにも今回は無理といいますが、絶対に失敗しないという未知子は手術を開始します。

外科の白薔薇会と内科の白薔薇会のパーティーが行われていました。

美味しい食事がタダで食べられると聞いた未知子はど真ん中の入り口から颯爽と入ってきます。

しかしいったい誰なのか？パーティーでは未知子が誰なのか？騒然としてしまいます。

そこに晶が手招きし、食事をする未知子。

そこで早速統括部長蛭間の妻（藤真利子）の長いスピーチが始まります。

未知子は暇なおばさんたちの会なの？と晶に聞きますが、晶はここでは水面下では病院同様、権力争いが行われていると言います。

ある意味大奥のようなものだと。

長いスピーチが始まると、早速未知子はトイレに行きます。するとそこには内科教授夫人の三村（山本未来）がかがみこんでいました。

そんな中帝都医科大学では蟹江夫人が入院します。移植が必要だとわかり、執刀医に未知子が立候補しますが、肝心のドナーがいないために難航してしまいます。

病院では蟹江夫人をお見舞いに来た婦人たちがいますが、そこで三村が廊下で倒れてしまいます。

手術室に運ばれた三村は血栓による腎梗塞でした。馬渕もレントゲンを見て手術が必要だと言いますが、三村は死んでも外科のお世話にはならないといいます。

そして三村は手術をすることでご婦人たちにバレてはいけない秘密がバレてしまいます。

その秘密とは外科婦人蟹江となんと親戚だったのです。

今回の手術の執刀は内科婦人ということで近藤が担当します。そこである提案をする未知子。

それは蟹江と三村の臓器を交換するという、お互いドナーになるというものでした。

突拍子もないこの提案に近藤は反対しますが・・・

未知子は蟹江夫人の小腸をあっさり摘出、しかし近藤は三村の手術に一苦労してしまいます。

見かねた未知子は三村の手術も自分一人でしてしまうのです。

いつものように蛭間の部屋にメロンと請求書を持ってくる晶。そこで蛭間はドクターxのことを話しだします。

ドクターxの中に未知子がいるのでは？というのです。

実は警察の公安から連絡がきたとのことでした。

帝都医科大学に一人の美女が現れます。それは銀座の人気クラブ中園の美人ホステス四条留美子（釈由美子）でした。

廊下で会う、未知子と留美子。留美子は未知子の派手な姿に銀座のママかと勘違いします。

留美子は外科統括部長の蛭間に会いに来たのでした。

蛭間が院長回診しているとそこに留美子が颯爽と登場します。

蛭間のことを「ひるちゃん」というこの女性に院内は騒然とし始めます。

政界だけでなく、芸能界、スポーツ界、そして医学界など太いパイプをもつ彼女はどうやら蛭間の出世にも絡んでいるようです。

しかしそんな彼女に進行している膵臓癌が見つかります。

海老名はレントゲンを見ながら進行していることを伝え、蛭間は手術は難しいと伝えます。

外科的な処置は無理だけど化学療法でガンをやっつけることはできるという蛭間。

なんとしても手術してほしいという留美子。できないならあなたの秘密をばらすと言い、黒い手帳を差し出します。

それは蛭間がここまで統括部長にどんな手を使って上り詰めたのか？書いてあると言います。

自分が死んだら、医者としてのあなたの死ぬ。

そんな中、中園クラブで留美子が倒れてしまいます。ちょうど晶と電話していた時でした。

晶から聞いた未知子は急いでクラブに走っていきます。

そして心肺停止してしまった留美子に氷をかける未知子。さらにくるむものを用意してと叫びます。

心肺停止から10分が勝負というとき、未知子はさらに度数が高いお酒を持ってきてといい、お酒を口に含み、留美子に吹きかけます。

そして急いで病院に運ぶ未知子、なんとか一命を取り留めたのです。

一命を取り留めた留美子の病室に海老名がいました。

留美子は手術が成功したら、あの手帖をあなたにあげるという留美子。あの手帖さえあれば蛭間を失脚させることができるといいます。

そんな中、蛭間が京都の学会に行くことに。その間に留美子の事態が急変し、未知子が執刀しますが研修医のミスで大量の出血が！

この日ゴットハンドと呼ばれる男外科医の日下部（別所哲也）が帝都医科大学にやってきます。

蛭間たちは花束を持って歓迎しますが、城之内も花束を持って歓迎します。

日下部はさっと手を広げるとそこに2羽の白い鳩が飛び立ち、医師たちは歓声します。

しかしその様子を遠くで見ていた未知子はどこかうさん臭いと感じるのでした。

マサチューセッツ医科大学の日下部は院内でも有名となりました。

今回この病院に来たのは蛭間からの招待でした。

医局でも日下部医師の件で盛り上がっていましたが、海老名と日下部は同期。海老名はじっと盛り上がる様子を冷めた目で見ていました。

さらに医局にも来た日下部は未知子に、失敗しないのでというフレーズはそもそも自分が発祥だから許可なしに使うなといいます。

未知子はどこか怪しいと思い、信じないのでした。

今回の患者はラーメン屋の五味。

五味はそんなに偉い医者に手術してもらうと手術費用が払えないと断りますが、帝都医科大学はここで提案します。

五味の手術は公開される。

手術費用は全額病院持ち。

五味は娘の説得もあり手術をすることを決意します。そして日下部が執刀医になりますが、未知子は日下部のやり方が気に食わない。

しかし日下部の執刀手術が始まります。手術は無事に終わり他の医師たちも一安心しますが・・・

城之内だけ怪訝な顔をしていました。

そして術後、五味の状態が安定しないことを未知子に告げます。

未知子は血液検査などを蛭間に出し、再手術が必要なことを告げます。

そして再手術当日、未知子がオペを成功させたのです。

手術室ではいつものように執刀する未知子。しかし助手が全く使えません。

見かねた麻酔医も下がってていい！といい、未知子がほとんど一人で手術します。

その様子を上で見ていたはずの海老名たちですが、何か書類を眺めています。

あのフリーランスの女は関係ないからいいよなとつぶやく海老名。

書類は帝都医科大学人気ランキングでした。

そこでもダントツに人気のあるのはイケメンの近藤（藤木直人）

その頃、近藤はテレビなどの取材を受けていました。

そんな中、近藤はどこにいる？と聞く、初老の男性が未知子に近づきます。

そんなの知らない！という未知子ですが、なぜか仲良くなり談笑。

すると前には蛭間と近藤が！

その男性は近藤を見ると忍！と叫び、蛭間もびっくりしてしまいます。

その男性は近藤六助（泉谷しげる）でした。

顔も風貌も全く違うこの二人が親子だとは蛭間もびっくりしてしまいます。

そして近藤は迷惑そうにその場を去ってしまいます。

六助のカルテをしっかり見ない近藤忍。どうせお酒の飲みすぎで肝炎にでもなっているのでは？といいます。

そう言い、忍は他の患者のところへいってしまいます。

このころ主任教授選があり、大事な時期、蛭間もお気に入りの近藤は候補に挙がっていました。

早速院内でも根回しを始めます。

一方次期主任教授選には自分も出たい海老名は近藤のことが気になって仕方がありませんでした。

そして忍がやらないので、未知子が担当することになりますが、そんな中六助の状態が急変！

異動になったあの鷹野教授が、なぜか帝都医科大学に帰ってきます。蛭間は金沢の分院に異動をさせた鷹野。

蛭間は驚きますが、内科外科統括の馬渕が主任教授選に推薦したいと言い出したのです。

鷹野は論文が世界でも認められ、フランスの学会では賞の候補にも選ばれていました。主任教授選には有利に働くと思った馬渕。

馬渕は自分の思い通りになる馬が欲しかったのです。

いつもの院長回診も、蛭間を筆頭とした集団と馬渕の集団とで廊下で会い一緒に回診する二つの集団。

そして外科・内科の合同会議が行われます。

その会議では近藤が第二外科の教授になりました。

一方内科では馬渕が鷹野を推薦します。鷹野も教授再任となりました。

さらに鷹野は他院から浅井（白川由美）を転院させます。

浅井はガンを患っていたのでした。

さらに浅井は厚生労働省医政局長の母親という超VIP患者。

鷹野がこの手術を成功させれば主任教授の座は手にしたも同然だったのです。

それを知った蛭間は何としても食い止めたいと思い、未知子に執刀を頼みますが、浅井は鷹野に頼みたいと言います。

そんな中、未知子は鷹野に手術の延期を提案します。

帝都医科大学をクビになってしまった大門未知子。

そして謎の依頼から未知子は高松に派遣されてしまいます。

その高知の病院は未知子のせいで地方勤務を余儀なくされていた加地の場所でした。

未知子が港を歩いていると、そこである漁師が倒れてしまいます。

未知子は駆け寄り応急処置を行いますが、緊急手術が必要になり、病院へ運びます。

運ばれたのは帝都医科大学附属病院高松第24分院でした。

緊急手術を始める未知子、その手術室にもう一人の外科医が入ってきます。

その相手は第一シーズンで一緒に働いていた加地（勝村政信）でした。

なんでここに？という加地。未知子は本院でクビになったからといいます。

未知子のせいで飛ばされた加地はなんでここに未知子がいるのかわからず、ふつふつと怒りがこみ上げます。

しかし未知子は全く聞く耳を持ちません。

さらに未知子は港であった村田九留美（本田望結）と再会します。

彼女は本院に入院していましたが、手術が不可能ということで、再度高松に戻されてしまったのです。

一方帝都医科大学では主任教授選で熾烈な闘いが始まっていました。

候補の海老名、近藤、そして鷹野らが熾烈な闘いを繰り広げ、根回しが始まりました。

そんな中蛭間の愛娘裕華子にガンが転移していることがわかります。

その件で蛭間は本院に未知子を呼び戻すことにしました。

そして手術は未知子が執刀しますが、屋上に晶に呼び出される未知子。

今回の手術は前例が世界で2回しかない、なんとも危ない手術でした。

晶は今回ばかりは失敗しないのでは通用しないと言います。

しかし港であの娘に会ってしまった未知子はやるしかなかったと反論します。

引き続き、悪性のガンを患う九留美（本田望結）の手術の件でカンファレンスが行われます。

未知子は彼女を救う方法として臓器６つをすべて取り出して処置するという前例にない多臓器体外摘出腫瘍切除を提案します。

経験もなし、前例もないという未知子は他の医師から非難されます。

そんな中未知子は蛭間に呼び出されます。

今回のオペは中止ということでした。

どういうことなのか？という未知子、蛭間はあなたが約束を破ったからですといいます。

そして高松の九留美は帰っていただくといいます。それを聞き未知子は頭を下げオペをやらせてくださいとお願いします。

しかし蛭間は未知子にクビを宣言します。

そして主任教授選のことで頭が一杯の蛭間は海老名にあることをお願いします。

それは今度の主任教授選は降りてほしい、そしてその貴重な一票を近藤君に挙げてくれないかという頼みでした。

一方鷹野は馬渕統括部長に患者九留美のことを話します。

蛭間の指示で飛ばされたと話します。

馬渕はその患者を手術できないのか？といいますが、鷹野は首を横に振ります。

手術さえ成功すればかなりの名声を手に入れることができると馬淵は言いますが、鷹野はかなり危険な手術であり無理ですと言います。

結局この手術は中止になりましたが、このまま未知子が引き下がるはずがないと馬淵は言うのでした。

紹介所では今回中止になってよかったと晶は言います。そもそも勝手に蛭間と取引しようとした未知子が悪い、あんたは取引なんて幼稚園生並みだからという晶。

すると未知子は晶さんも統括部長みたいなものね。といい、二階に上がっていきます。

そして踵を返し、そもそも自分を高松の分院に追いやったのは誰なのか？あの子こと私が出会ったのはどう考えても偶然だと言います。

あの時電話を受けたのは晶、晶は何も言いませんでした。

翌日未知子はある人物と会います。それは東帝大学病院の病院長蜂谷（古谷一行）でした。

そして彼の近くには第三病院元院長の毒島（伊東四朗）がいました。

あの高松に未知子を追いやったのは毒島だったのです。

蛭間に言ってもダメならと未知子はその上の蜂谷や毒島に頼めば何とかと思い、やってきたのでした。

早速未知子は蛭間の部屋に行きますが、同時に院長蜂谷から蛭間に電話が入り、やらせてあげなさいという命令が。蛭間はしぶしぶ未知子に執刀を頼むのでした。

しかし紹介所では晶は大反対します。世界でも前例が2例しかない、日本では全く例がない手術、もし失敗したら裁判になる。それでもやるならここを出て行きなさいとまで言われてしまいます。

しかし翌朝、紹介所のテーブルにはクビ上等！と書かれた未知子と城之内の紙が置いてありました。

そしていよいよ多臓器摘出手術が始まります。

しかし同じころ、病院では主任教授選挙が始まっていました。

なんと手術当日、主任教授選を開く、蛭間。蛭間は自分の権力のために未知子が失敗すればいいとわざと同日にしたのです。

しかし選挙中、いてもたってもいられなくなった近藤は白衣を脱ぎ、手術室用の服に着替え途中から参加します。

手術は無事成功、未知子はみんなにお礼を言うのでした。

いつものように晶さんが請求書とメロンをもって蛭間のところに行くと、蛭間から正式に未知子を雇用したいと言い出します。

契約金5000万円、年俸前払い5000万円、計1億どうだと言う内容に驚きます。

早速紹介所に帰り、未知子に話す晶、未知子はそれで借金が払えるならと言います。晶はこれで未知子がついにフリーランスを辞める日がくるわねと言うのでした。